私ですが、車で30分、片道17Kmさらに峠ありその先の会社に勤めています。
20年近く当然車で通勤していました。
自分の出勤ルートを自転車で通勤している人を見かけたことはありません。
せいぜい休日にサイクリングをやっている人がとおるような感じです。
いってみれば誰もこんな発想すらしないエリアを自転車通勤をはじめたにはわけがあります。
情けないことに自動車免許の更新を忘れて、免許を失効していましました。
それがきっかけでした。
この記事の本題である、通勤で17kmの道を走ることは無理ではありません。
私の体験談をお伝えします。
筆者の実体験|片道17kmの自転車通勤を続けてみた結果

結論から言うと、免許取得までの繋ぎとして自転車通勤を選択しましたが、継続したいと思いました。
以下の要素を満たせば通勤は無理ではない、というのが私の結論です。
- 時間は車の2.5倍は見た方がよい
- 快適さは自転車に依存する
- 毎日はきつい
- 家庭環境
ですね。
まずは簡単にですが、車で30分ほどの通勤が1時間10分かかります。
当然早くでる、遅い帰宅になります、子供がいれば送迎や家事ができない
毎日は嫌になります、先ばかりが気になり、登りは淡々とキツイ。
だから、こういうキツイを取り除かないと毎日継続は無理かなと思う。
解説します。
感じたメリットとデメリット
- 到着したときの達成感
- 天候が良い時の爽快感
- 運動になる
- 通勤費がかからない
- 通勤に時間がかかる
- 疲れる
- 天候に左右される
といった感じです。
あと危険ですね。
転倒とか、ですが、自分の場合は峠でクマに遭遇したです。
自転車通勤を始めたきっかけとスタイル
自転車通勤には6段変速のクロスバイクを使用しました。
親戚からお借りしたものです。
これが良いのか悪いのかわかりませんが、ママチャリしか乗ったことのない自分にはその快適さに驚きました。
早い、軽いといった感じです。平地なら素晴らしく快適です。
通勤時間・体への負担・天候の影響
繰り返しになりますが、100mほどの高低差のある通勤コースです。
通勤時間は車の2.5倍です。
車で30分の道が1時間10分でした、クロスバイクは肩が凝る+ケツが痛い
スピードはでるが、快適ではない。
新潟県なので
年間の晴天日数(晴れの日数)は約166.3日で、全国平均の212.3日と比べて少なめです。
快晴日数(雲がほとんどない晴天の日数)は年間約10日で、全国的にも少ない方に位置します。
といった感じ自転車で快適に通勤できるのは、
4月から6月
9月から11月
あ、夏は無理です。
昨今は暑すぎて無理です。新潟県では。
あと天気が良くても、向かい風は体力を地味に奪われます。
体力を奪われる要素をなくしていかないと継続は厳しいと思うのが現実です。
継続できた理由と工夫したこと
結果的に自転車通勤とはいえ、雨だとバスで通勤したので、実際は自転車、バス交互という形になったので、継続できたのかなと思う。
さきほどの自転車通勤のメリット・デメリットをみてもらうとわかるように自転車通勤は見方によっては非常に贅沢な手段だと感じます。
これば電気自転車のクロスバイクタイプなら、自転車通勤にさらに再現性が生まれるような気がします。
爽快感と達成感を得れる自転車通勤ですが、誰でも可能というわけではない気がします。
片道17kmの自転車通勤は誰でも可能?
私の場合は家族の協力があり自転車通勤がなりたっていました、
私の帰りが遅い分妻が家事や子供の送迎を担当していましたので、家族に出勤と帰宅の時間が今よりも遅くなる、私の場合は車の2.5倍になることはきちんと説明が必要です。
あとは、天候に左右されるので地域によっては、私新潟よりも快適に乗れる時期が限られるかもしれませんよね。
私の場合は肉体労働者なので、自転車通気は通勤で体力を消耗して、仕事でも消耗、帰路でも消耗。
やっぱり子育て世帯は家族の協力が必須ですね。
とはいえ、自転車にすればガソリン代やバス代の節約になりますので、昨今の物価高の一つの対策にもなります。
例えば、私の場合、バスだと往復1280円。
自転車だと0円。
これ毎日に換算すると結構です。
必要な体力・時間・生活スタイルの条件
まずは、余裕の時間そして体力ですね。
生活に余裕がなければ、自転車はおすすめできません!
今より2.5倍の時間がかかると考えて家族に説明してから始めるのが必須です。
安全な通勤ルート選びのポイント
私の場合通勤ルートが2種類あるのですが、
- 急勾配の峠
- 緩やかな峠
で2、を選択というか2以外考えられません。
登りもかこくですが、下はもっと怖い。
これで転んだら、骨折間違いなしです。
そしてルート次第で通勤時間が5、10分変わります。
最短ルートを探すことが継続のポイントです。
向いている人・向いていない人の特徴
一回やってみて向いていないと思えばやめればいいだけです。
その一回で自転車の爽快感や達成感を感じることができるなら継続できる確率が高いです。
職場の人や地元の人は私のやっていることを知ると笑います。
それくらい馬鹿げた発想のルートを日々走っています。
でもやめれないのは、やっぱり達成感なんでしょう。
それと家族の理解があるのか?ということのほうが重要だと思います。
再現性のある自転車通勤の始め方
自転車を買ってはみたのもののやっぱり無理だな・・・とならないためには、私が思うにキツイという要素を取り除くことだと思います。
ここから登りか・・・とか、今日はなんとか登りきった・・・とか、仕事でつかれて足が重いとか、こんな感じて精神的や体調にパフォーマンスが左右されると、キツイわけです。
ということで、継続の再現性は
- やる気がない日は乗らない
- 電気式クロスバイクを使用する
これが私が思う継続方法です。
必要な装備と自転車の選び方
当たり前ですが、20Kmの走行は街乗りではないので、
- ヘルメット
- 手袋
- クロスバイク以上の能力
- パンク修理キット
が必須です。
そして、ズボンの裾は必ず縛りましょう。
チェーンに巻き込まれると大変危険ですので。
雨・風・暑さ・寒さへの対策
四季の変化が極端な地域は快適に自転車通勤できる期間が本当に限られると感じます。
雨風はレインコート着用と寒さは着込めば解決しますが、暑さはせいぜいファン付きのベストくらいしか対策がないです。
無理せずに、バスや車を併用することがおすすめです。
メンテナンスやモチベ維持のコツ
1時間近い通勤ですので、自転車のタイヤ空気は必ず確認が必要です。
パンクしたら大変です、毎日チェックが必要です。
通勤時間はモチベーションにかなり左右されます。
やっぱり20Kmの走行は毎日はキツイ。
それが私の感じていることです、週に2、3回なら楽しく自転車に乗れます。
私の場合、だから自転車とは適度に距離を取る。
これが継続のポイント。
自転車通勤のリアルなメリットと注意点
自転車通勤のメリットは、運動不足は解消されます。
それと朝からシャッキっとすることですね。
職場に出勤したら一人だけテンションが高いという感じです。
仕事が終わってからジムに行って体を鍛えているなら、自転車通勤は合理的だと思いす。
最初は峠の登りで力つきて自転車を押しましたが、筋力がついたのかなんとか自転車を降りずに完登できるようになりました
健康・経済・精神面でのメリット
自転車で風を切って走るのは、爽快です。
さらに1時間以上の通勤で到着したときの達成感があります。
経済的には私の場合は、バス代1280円の削減になります。
毎日1時間の残業代が出るような感じです。
ランチが毎日楽しめます。
デメリットとその乗り越え方
17kmの自転車通勤は楽ではありません、天候に左右されますし。
また明日もこれやるのか・・・と思うこともあります。
通勤の手段を自転車だけに絞らないことが継続のコツかと思います。
嫌なら清くあきらめる。
乗りたくなったらまた乗る
別に強制されてやることではないので、そんな感じでゆるくやるのがおすすめです。
17km1時間の通勤は無理な距離ではありません。
少しでも心の持ち方や体調に左右されないように、電気自転車を使用してキツイ要素を取り除くことが重要だと思います。
仕事や生活リズムへの影響
朝1時間運動して出勤するわけですが、仕事のパフォーマンスは悪くはならないと思います。
夜は眠くなります。
徹夜で何かしたい人は日中にガッツリエネルギーを削ぎ落とされるので徹夜するほどのエネルギーは残りません。
逆によるぐっすり眠りたい人にはおすすめです。
まとめ|片道17kmの自転車通勤は「無理なく工夫すれば続けられる」
通勤にフォーカスすれば、なるべくキツイと思う状況を作らないことが重要です。
- 通勤手段を自転車に限定しない
- 嫌ならその日はやめる
- 電気自転車を使用する
といった感じです。
自転車通勤の目的が体作りであれば別ですが、あくまでも私のような通勤するための手段で20kmの距離を自転車で、と考えている方にお伝えしまし。
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