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スクイジーの仕上がりが急に悪くなった場合、原因のほとんどはゴムの劣化です。
特にエトレ(Ettore)のスクイジーは性能が高い分、ゴムの状態=仕上がりの差がはっきり出ます。
この記事では、
- エトレスクイジーゴムの正しい交換方法
- 初心者がやりがちな失敗
- 交換後に仕上がりを最大化するコツ
を、写真がなくても迷わないレベルで解説します。
ゴム交換が必要なサイン

次の症状が出たら、ゴム交換のタイミングです。
- スジが出る
- 端に水が残る
- 何度やっても透明にならない
- ゴムの角が丸くなっている
👉 洗剤や腕の問題ではなく、消耗品としての限界です。
用意するもの(エトレ純正)

- エトレ スクイジー本体
- エトレ 交換用ゴム(サイズは本体幅と同じ)
- タオル(作業台用)
※ エトレは真鍮・ステンレスともに構造は同じです。
エトレゴム交換の手順【5ステップ】
STEP1:スクイジーからゴムを取り出す
ゴムはチャンネルにクリップで止まっています。

ゴムの取り外しは片側ずつ作業しています。

- ハンドルからチャンネル(ゴム部分)からはみ出ているゴムを摘み引っ張る
- ゴムからクリップを外す
- 同様の作業を反対側
- ゴムがするっとチャンネルから抜けます。
※ クリップがチャンネルに固着している場合、はみ出ているゴムをペンチなどで引っ張ると取れる。
STEP2:新しいゴムをセットする

ゴムはチャンネルから少しはみ出るように設計されています。
チャンネルより多少長めに作られています。
必ずチャンネルの両端からゴムをはみ出させてください、これはサッシを保護する目的があります。
これをしないと、サッシのコーキングを破ってしまう可能性があります。

1.5mmほどはみ出す

- 新しいゴムをチャンネルの溝に差し込む
- 片側にクリップをつける
- クリップをチャンネル本体に押し込む
- 反対側のゴムを少し引っ張り同様の作業をする
この時、ゴムが少しクリップの外にでていることを必ず確認します。

ゴムがチャンネルに通りにくい場合食器用洗剤をちょっと垂らすとよい
失敗しやすいポイント(重要)

初めてのゴム交換は色々な疑問があると思います。
その疑問にお答えします。
ゴムの向きを気にしすぎない
エトレのゴムは左右対称です。
- 表裏を間違える
- 上下を気にする
必要はありません。

両面使えます
カットが雑=仕上がり最悪
ゴムですが、自分でカットするタイプの読者もいらっしゃるかと思います。
そのゴムの長さですが、繰り返しですがチャンネル本体より長くカットしてください。
個人的には1.5mmほど飛び出ているのがベストです。
カットは切れ味の良いハサミで潰さないように切ってください、
本当はガラススクレイパーがおすすめですが。
ゴム交換後に必ずやるべきこと
最初は「水だけ」で慣らす
新品ゴムは角が立っています。
- 洗剤なし
- 水のみ
で数回使うと、エッジがなじみ、スジが出にくくなります。

おろしたては操作性が硬い
交換しても仕上がらない場合
それでも曇る場合は、
- ガラス表面に油膜が残っている
- 水切りの動作が遅い
可能性があります。
うまくいかない場合はこちらをお試しください。
関連記事;プロの技再現法、スクイジーを使ったガラスクリーニング方法【完全版】
まとめ
- スクイジーの性能はゴムで決まる
- エトレはゴム交換で性能が復活する
- カット精度が仕上がりを左右する
スジが出始めたら、迷わずゴム交換。それだけで、ガラス掃除のストレスは一気に減ります。


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