強力な洗浄力で人気の「オーブ・テック スペースショット サビ落し・トイレクリーナー」。
ただし万能ではなく、落とせる汚れと落とせない汚れ、使える素材と使えない素材を理解しておくことが大切です。
せっかく購入して使用しても思ったように汚れが落ちなかったり、素材を痛めてしまうといった後悔をしないためにも、スペースショットを検討中の方にこの記事を読んだ頂きたいと思います。
スペースショット サビ落し・トイレクリーナーで落とせる汚れ

このクリーナーが得意とするのは水回りに多いガンコな汚れです。
- 水垢(白いカルシウム汚れ)
- サビ汚れ(軽度の金属サビ)
- 尿石(便器内部の黄ばみや固まり)
- 陶器やタイルの水ジミ
- ステンレス・クロムメッキのくすみ
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落とせない汚れ(注意点も含む)
万能ではありません。以下のような汚れは苦手、または効果が限定的です。
- 染み込んでしまった汚れ(石材やプラスチックに深く浸透したシミ)
- 激しいサビ(腐食や穴あきに近いレベルのサビは落とせない)
- 油汚れ(キッチンの油膜や焦げ付き)
- カビ(黒カビ・ピンクぬめり)
- 塗装面の変色(経年劣化による色落ちは不可)
👉 特に「表面に固着した汚れ」には強いですが、素材自体が変色・腐食してしまっている場合は元に戻せないことを覚えておきましょう。
使える素材
安心して使用できる素材は以下です。
- ステンレス(蛇口・シンク)
- 陶器(トイレ便器・洗面ボウル)
- タイル(表面部分)
- ガラス(シャワーガラスや鏡)
- クロムメッキ(金属の光沢を保ちたい部分)
スペースショット サビ落し・トイレクリーナー使える素材と具体的な使い道
以前私が担当した清掃現場で酸性洗剤を使用したことによるトラブルがありました。
ステンレス製のシンクを酸性洗剤を使用して洗浄したら、後日サビが発生した経験があります。
建材に対して、洗剤選びを間違ってしまうと、建材を痛めてしまうリスクがあります。
ここでは、スペースショット サビ落し・トイレクリーナー使える素材と具体的な使い道をお伝えします。
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1. ステンレス
- 蛇口(ハンドル部分・根元の水垢)
- キッチンシンク(排水口周りの白い水ジミ)
- 浴室の手すりや棚の金具部分
👉 水垢・サビの両方に効果的。曇ったステンレスも輝きを取り戻せます。
2. 陶器

- トイレ便器(尿石やサビ汚れ)
- 洗面ボウル(白い水ジミや石鹸カス)
- 手洗い場の受け皿部分
👉 表面がツルツルした陶器なら安心して使用可能。
3. タイル

- 洗面所や浴室のタイル壁(白い水ジミ)
- トイレ床の陶磁器タイル部分
👉 表面の水垢には効果大。ただし「目地部分」には使いすぎ注意。
4. ガラス
- 浴室のガラスドアや鏡(白いウロコ汚れ)
- 洗面所の鏡(カルキ跡)
👉 水道水のカルシウムが残った白いウロコを落とすのに最適。
5. クロムメッキ・ニッケルメッキ

- 蛇口やシャワーヘッド
- 洗面所の金属パーツ(タオル掛けなど)
👉 強くこすらなくても汚れが落ちるので、メッキを傷めず光沢を保てます。
6. 一部のプラスチック(硬質・表面がツルツルしているもの)
- シャワーホースの外側(白い水垢)
- 洗面所のハンドソープボトル外側の白ジミ
👉 ただし、材質によっては変色のリスクがあるので「目立たない所で試してから」が安心です。
スペースショット サビ落し・トイレクリーナー使えない素材

使用を避けるべき素材もあります。

ボニー
残念ながら我が家の人口大理石のシンクは使えません・・・
- 大理石・御影石などの天然石(酸に弱くシミになる)
- アルミ(腐食や変色の恐れ)
- 真鍮・銅(変色が進む可能性あり)
- 塗装面(はがれや色落ちの原因に)
- 木材・樹脂(表面を傷めることがある)
まとめ
オーブ・テック スペースショット サビ落し・トイレクリーナーは、
✔ 水回りの水垢や軽度のサビに強力な効果を発揮
✔ ただし「素材自体が変色・腐食している場合」や「激しいサビ」は落とせない
✔ 素材を選んで正しく使えば、蛇口やトイレを新品のように保てる
という特長があります。

ボニー
水垢や石鹸カスは面白いように落ちる
「どうしても落ちない水垢・サビに困っている」方には強力な味方ですが、過度な期待はせず、素材を見極めて使うのがおすすめです。
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