仕事がら排水管清掃に携わっていますが、薬剤だけでは根本的な改善にならないケースがほとんどだと感じています。
つまりの原因になっている塊を溶かしきれず、奥へ押しやっているだけということも少なくありません。
本来であればワイヤーで物理的に取り除くか、業者による高圧洗浄が一番確実ですが、後者は素人が気軽に手を出せる作業ではありません。
実は我が家も築浅にもかかわらず明らかに排水の流れが悪くなっており、強い薬剤は使いたくないので100円ショップのつまり改善ワイヤーを試したものの、対して改善されませんでした。
根本解決にはならず、かといってプロ用の本格的な道具でもない、もう少しライトに使えるものはないかと探して見つけたのが、今回紹介する「LeLante パイプクリーナー」です。
ワイヤーを使って物理的につまりに干渉するタイプの清掃道具で、anan掲載モデルとしても紹介されています。
この記事では、LeLanteパイプクリーナーの仕組み・使い方・向いているケースと向いていないケースを整理します。
LeLanteパイプクリーナーの仕組み
LeLanteパイプクリーナーは、内部に収納されたワイヤーを排水管に差し込み、ドリルのように回転させることでつまりに物理的に干渉し、解消することを目的とした商品です。
いわゆるプロが現場で使用するワイヤーブラシの家庭版というイメージに近く、専門業者向けの本格的な道具ほど大掛かりではないものの、同じ発想でつまりにアプローチできる点が特徴です。
液体タイプの洗浄剤は油汚れやヌメリなど「化学的に溶かせる汚れ」には強い一方、髪の毛が絡まった塊や異物など「物理的な塊」には効果が薄いことがあります。
LeLanteパイプクリーナーはこうした物理的なつまりに対して、ワイヤー先端の特殊な4段凹凸形状を回転させながら絡め取っていくアプローチを取っています。
主な特徴
- 高強度ワイヤー:独自設計のワイヤーを採用し、パイプ詰まりを貫通させやすい構造になっている
- コンパクト収納:ワイヤーを本体に内蔵できるため、使わないときはコンパクトに収まる
- 使用箇所が幅広い:台所・洗面台・お風呂・P字パイプ・S字パイプなど、様々な排水口で使用可能。業務用の清掃ブラシとしても使われている
- 展開長さのバリエーション:5m・10mなど、パイプの長さに応じたサイズ展開がある
使用上の注意点
公式の商品説明で挙げられている注意点は以下の通りです。
- 2cm以下の穴、格子形状の排水口、トラップ付きパイプには使用できない
- P字・S字パイプでも、つまりの状態や配管の太さによっては使用できない場合がある
- 排水パイプの形状によってはワイヤーが通らないことがあるため、集合住宅などでは事前に管理会社へ配管構造を確認しておくのが安全
- 5mタイプは4.5m、10mタイプは9.5mを超えて差し込むと、ワイヤーが本体から抜け落ちてしまう。残りの長さを意識しながら作業する必要がある
- ワイヤーを排水溝に落とさないよう注意する
- 使用後はワイヤーを洗浄し、水分をしっかり拭き取ったうえで、できるだけ早く防錆剤を塗布することが推奨されている
この最後の「使用後のメンテナンス」を怠るとワイヤーが錆びやすくなるため、繰り返し使う道具として長持ちさせたい場合は一手間かける必要がありそうです。
どんな人に向いているか
- 液体タイプの洗浄剤やラバーカップを試しても解消しないつまりに悩んでいる人
- 髪の毛や固形物が原因と思われるつまりを物理的に取り除きたい人
- 台所・洗面台・浴室など複数箇所の排水口を1本の道具でカバーしたい人
逆に、排水口の形状が細かい格子状だったり、トラップが複雑な配管の場合は、そもそもワイヤーが入らない可能性があるため、事前の確認が欠かせません。
まとめ
LeLanteパイプクリーナーは、液体洗浄剤やラバーカップでは対応しきれない物理的なつまりに対して、ワイヤーを使って直接アプローチできる道具です。
使用できる排水口の形状に制限がある点だけ事前に確認したうえで、つまりの原因が「詰まった固形物」だと考えられる場合の選択肢として検討する価値があります。


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